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筋肉は縮むのが得意

  • 執筆者の写真: caroma
    caroma
  • 2021年4月21日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。

ボディケア カロマです。



筋肉の仕事は縮む事です。

筋肉を伸ばすという動作は1個の筋肉に伸ばすという動きはないんです。


縮んだ(収縮)筋肉を伸ばすには拮抗筋(反対側)の筋肉が動けば縮んだ筋肉は伸びます。



では、バレエでいう筋肉を伸ばすという動作はどうなのか。


バレエの伸ばしのイメージは関節を伸ばす。

骨を伸ばす(実際に骨は伸びないです)イメージ。


筋肉の塊を伸ばそうと思っても伸びないんです。

では実際筋肉は縮むことが仕事だとすると、例えば膝を伸ばす。


これはどういう仕組みになっているのか…


膝を伸ばすという動作は太腿と膝下の脛(スネ)が1本の棒みたいに真っ直ぐになる事です。


その時に使う筋肉は四頭筋(しとうきん)、前腿の筋肉です。


四頭筋を『使う』ということは縮む方向です。

そして四頭筋の逆の筋肉はハムストリングです。こちらの筋肉は伸びている状態です。


これは普段の動作で当たり前のように使われています。


ここからバレエの伸ばしは、四頭筋とハムストリングの両方を使うんです。


両方の筋肉を縮める方向に筋肉に力を入れるんです。(前腿は真ん中よりも外側と内側を主に意識したいです)


もちろん膝は真っ直ぐのまま。



この四頭筋とハムストリングがお互いを伸び縮みさせるので太腿が伸びているよいに見えるんです。



だから両方とも縮んでいる方向に力が入っているということです。



膝そのものを伸ばす意識や、前腿だけを使って膝を上げようとするよりかは、太腿の筋肉、全部使っていくということです。



筋肉を『使う』仕組みは縮めるですけど、気持ちの意識は『伸ばしている』です。


頭の中は『縮む』というニュアンスは小さくまとまると認識してるので、

筋肉を縮めて…と思っていると本当に体全体を小さくしてしまうので、気持ちは『伸びている』です。


矛盾しているみたいで変ですけど…その意識の方がバレエの筋肉はやりやすいです。

(むしろ感覚的に伸ばしている動きが筋肉を縮ませている動作だった方が驚きだと思います。感覚的には伸びているのだと感じます)



この筋肉の動きが日頃の練習や訓練で身についてくるということです。



ただ、大人バレエの皆様はこの筋肉の使い方ができないと踊れないわけではないです。このような筋肉の使い方をしていると認識していただければ筋肉の動き方も変わってきますし、怪我もなく楽しく踊れます。



さらに、筋肉を均等に使ってますから綺麗な脚にもなってきます。


バレエで正しく動かして楽しく過ごしましょう^ ^



では、今日はなんだか長くなりました。

しかも難しいお話でした。

お読みくださってありがとうございます。



バレエの筋肉の使い方から体の動き、健康や美容につながるなどもお伝えできたらいいなと思います。


バレエの動きはしなやかです。

しなやかに動かせる筋肉と関節が大事です。


いつまでも動かせる体を目指しましょう。



body care caroma








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